春、やっときましたね。
過ごしやすい天気でお昼寝がはかどりますね
さて、今回は最近お問い合わせが増えている
「セラミックの被せ物」について説明しようと思います。
「昔詰めた銀歯を白くしたい!」
「治療の後に銀歯は嫌だから白くしたい!」という方、
意外と多いのではないでしょうか?
でも実は、セラミックの白い歯・・・
見た目が良いだけじゃないんです・・・!!!
当院だと一本小さな詰め物でも55000円するセラミックの詰め物、
歯にもとっても優しいんです・・・!!!!
そもそもよく聞く「セラミック」とは何なのか?
簡単に言えばお茶碗などの焼き物に使われる陶器を、
歯として機能するように改良したものです。
「e-max」や「ジルコニア」「オールセラミック」「ピュアパール」は
セラミックを更に細かく分類した呼び方なんですね。
歯には形や役割が場所によって違うので、
一言にセラミックと言っても
その歯にあったセラミックを選んでいくことになります。
では銀歯とセラミックの良いところ、悪いところを比べてみましょう。
一つはもちろん「見た目(審美性)」です。
これを気にして銀歯は嫌だな~と思う方いらっしゃるのではないでしょうか?
コロナ禍でマスクをしていると言っても、
「マスクをしている間に銀歯を白いのに変えたいです!」と言って
来院される患者さんもいらっしゃいます。
二つ目は「接着力」です。
銀歯を入れたけどご飯を食べているときに
取れてしまった経験がある方、いらっしゃるのではないでしょうか。
保険で入れる銀歯は、
「アルジネート印象材」というもので歯の型取りをし、
石膏を流し込んで出来た模型で作ります。
このアルジネート、とっても乾燥に弱く、
いくら正確に歯型を取っても石膏を流し込むまでに少しずつ変形しています。
なので出来上がった銀歯と実際の歯との間に
ミリ以下のすき間やズレが出来、
その隙間から唾液が入り、接着剤を溶かして取れてしまうんですね。
セラミックはというと、
変形しづらい「シリコン印象材」を使って型取りをするので、
そういう理由で取れてしまうリスクが少ないんです。
「じゃあ銀歯もシリコンで型取りしてよ!」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません…
大変申し訳ないことに…
このシリコン印象材、とっても「高い」んです…
銀歯を作るのにシリコンを使っていたら歯医者さん大赤字です…
三つめは「歯に優しいこと」です。
銀歯を長年入れていると、金属のイオンが溶けだし歯茎が黒く変色してきます。
また金属アレルギーの方には勿論体に悪いですし、
銀歯はセラミックより重く出来ているので、
被せている歯への負担も大きいんです。
そういう理由から、セラミックは一度つけたら長持ちする
丈夫な被せ物とも言えます。
見た目が美しいだけじゃない、
長い目で見れば自費の被せ物も良いかも…?と思っていただけましたか?
当院では自費の診療のお会計はクレジットカードをご利用頂けます。
デンタルローン会社と連携し、分割で支払っていただくことも可能です。
「話だけでも聞きたいな…」という方も歓迎です!
まずは予約を取ってご来院ください!